バンコクの思い出で欠かせない場所といえば、
まず思い浮かぶのがトンローの屋台街。
引っ越してきた当時は、大量の段ボールと格闘したり、
家の中のことばかりにかまけていて、全く外にでませんでした。
ただ、暗くなってからは別。
夫が帰宅して夕食を済ませた後、
お散歩行くー?と私を誘って出かけるのが、
当時美味しい屋台街としてガイドブックにも掲載されていた、ソイ38。
当時住んでいた家からは徒歩圏内の距離で、
お散歩にはちょうど良い場所でした。
南国フルーツやクワイティアオ、
塩釜焼きみたいなおサカナ(未だに名称知らない)を売るお店などいろいろ。
特にマンゴーは感動の美味しさで、
日本で食べるものよりも濃密な甘さにノックアウトされました。
店頭でカットしてくれて、持ち帰った時の写真。
一瞬でなくなっちゃった( ´艸`)
暗闇に浮かび上がる照明も東南アジアっぽくて、
すっごく楽しかったな。。。
例になったお散歩は、
夫の帰りが遅い時以外、ほぼ連日行っていたのでは?というくらいの頻度。
今思えば、引きこもっている私を心配して
1日一回は外の空気を吸わせようとしてくれたのかな。
でもあれほど行っていたのに、
実際に38でご飯を食べたのは2回しかないんです( ´艸`)
初めてのクワイティアオを食べたお店も、
甘くて質の良いマンゴーを売っていたお店も、
そして顔面マスクとゴーグルをして魚を焼いていたお兄さんがいるお店も、
今はもうありません。
38だけでなく各所で屋台の撤去計画が出て、
一つ一つ店舗が閉まって行きました。
お散歩の思い出が消えていくようで、寂しかったな。
今も寂しい(◞‸◟)。。。
まだ一角はそこそこ賑やかにやっているようですね。
たまに通ると、いつもセンチメンタルな気持ちになるmarieです。