記事更新:'19-08-08 記事公開:'18-03-24
タイ王国のハーブ研究所でもあるアバイブーベ(Abhaibhubejhr)のハーバルトナー。タイの化粧水といえばまず思い浮かぶのがこれでしょうか。何しろコスパが良いので、普段使いにおすすめしたいアイテムです。
私はいつも「キュウリの化粧水🥒」って呼んでいるのですが、キュウリだけでなく、ゴツコラやエンブリカのエッセンスも入っています。
アバイブーベお得意のハーブ、ゴツコラ!飲んでもいいけれど、肌にも良かったとは。タイ暮らしの私が何度もリピートしているアイテムです。
アバイブーベ ハーバルトナー
商品情報
容量:200ml
定価:150バーツ(ざっくり500円)
配合エキス:キュウリ、ゴツコラ、エンブリカ
肌タイプ:全てのタイプ
香り:無臭ではなく、うすーくフルーティな香り
色:無色透明
使用方法:洗顔後、顔全体に朝晩使用
✤アルコールフリー
配合エキスの特徴
色々と入っている各成分を、化粧水として使った場合にフォーカスしてみます。
Cucumis sativus L
つまりキュウリ。日焼けによる肌の炎症を抑える。
ビタミンCを含んでいるため、コラーゲンの生成を助ける。
※ キュウリからビタミンCを摂取したい場合は、塗るより食べたほうが効率が◎
Centella asiatica L
ツボクサ、ゴツコラのこと。
アーユルベーダでも大事な位置にいる、すごいパワーのハーブ。
抗酸化作用があり、総じてアンチエイジングには良いとされています。
Phyllanthus emblica L
エンブリカ。こちらもアーユルヴェーダ的にはアンチエイジングに役立つとされているハーブ。和名だと、「ユカン」「アムラ」って言うそうです。
〈エンブリカのポリフェノール 3000mg/100g 〉
ワインのポリフェノールは、100g中に230mg含有しているそう。
そうすると、エンブリカのポリフェノールはざっと13倍くらい。
〈エンブリカのビタミンC 800mg/100g〉
よくビタミンCの例えで聞くレモン。
果物の中で突出してビタミンCが高いわけでないので、これで例えると必然的に倍数の数が多くなっちゃうと思う...。インパクトは強いけど。
例はレモン!ってガイドラインで決まっているんでしょうね。
ほとんどの部分を食べられるキウイのほうが実生活に即した例えに向いている気もするので、今回はキウイで☆
ビタミンCが多い黄色いキウイ(ゴールドキウイ)は、ビタミンCを100g中140mg含有。
となると、エンブリカのビタミンCは、キウイのざっくり6倍弱。
全身用トナーとしても活躍しています
この化粧水、私は毎月1本くらい使用している気がします。
顔に良いならボディにも大丈夫なはず!ということで、実は顔よりも全身にバシャバシャと使用。そして夫も一緒に使っているので、減りは早いかもしれません。
顔用としては、かなりさっぱり系。もうちょっとしっとり感が欲しいけれど、これはこれで使い勝手がいい。タイはほぼ1年中夏なので。チャチャっとつけたい時にも便利です。
ここで、長年の悩みをシェアさせてください(大げさ)。
今までずっと、ボディ用のナチュラル傾向の化粧水を探してさまよっていました。どの国のブランドでも、乳液っぽいローションやクリームはたくさんあるけれど、純粋なボディ用「化粧水」って意外と身近にない気がします。あっても、ちょっと添加物多そうな “いい匂い” がしちゃっていたり。
日本だと、ヘチマやハトムギ化粧水が近いかな?廉価なのでボディ用としても顔と兼用で使えるのかもしれないですね。
贅沢な保湿エキスはなくてもいいので(ボディクリームで補うからね)、そこそこの成分でたっぷり体に水分補給できるものが欲しかった!
その要望に答えてくれたのが、このハーバルトナーでした。200mlで150バーツというリーズナブルな価格帯も嬉しい。
オーガニックハーブの化粧水だと、200mlだと一般的に3000円前後はするでしょうか。それが500円弱というのはお財布にも優しい✨
色んな意味で安心してパシャパシャできます。
タイに来て良かったヽ( ´∀`)ノ
欲を言えば、このうすーい香りは無くてもいいけれど...
どこまでが自然の成分の香りなのか、ちょっと判別付け難い。むしろ無香料で、かつ効能があれば全然問題無いです。
もっと言えば、漢方っぽい渋めの香りになっても、きっちり成分が効いてくれれば私はそっちの方がありがたい✨
✤タイのキュウリ✤
髪にもシュッシュ
最近では、髪がパサついた時にもシュッシュッと吹き付けています。
ミスト付きの容器に入れ替えて使っているのですが、これが結構便利。
朝使ってもいいの?ソラレン問題
このトナー、朝も夜も使っていました。
ですが、先日キュウリについて調べていたところ、ハタと化粧水のソラレン問題はどうなんだろ?と青ざめてしまって∑(゚Д゚)。
ソラレンは、キュウリに含まれる物質。紫外線にあたると、シミができやすくなる光毒性を持っています。ギャッっとなったのは、ここですー。
アロマが好きなこともあって柑橘系果物🍊の光毒性は知っていたのですが、キュウリはちょっと落とし穴でした!
で、キュウリのエッセンスが入っている化粧水は、夜専用という使い方になるのかな、と慌てて調べてみました。それなりに忙しいんだけど、大事なことだもんね...
素人調べの結果、よく言われているのは、化粧品になるものはソラレンを抜いてあるのだそう。つまり、ソラレンの影響は関係ないらしい。
ふーーーーε-(´∀`; )
特に美白を意識しているわけではないけれど、それにしたってわざわざシミができるような行為を何年も続けていたとしたら、やりきれないところでした。
逆に、生のキュウリでパックする場合は、タイミングに気を配ったほうが良いそう。これ、常識なだったのかな...。
私は知りませんでした。ましてや理系でないので、どうやってその成分がぬけるのかは検討もつきませんが。
もし太陽に当たる上で問題があれば、トナーの使用方法のところに記載してありますもんね。
結局、私の早合点ということで無事に着地。
タイの国立病院・アバイブーベのこと
アバイブーべ以外のブランド
タイで手に入る化粧水は、アバイブーベのトナーだけではありません。
スパブランドの「ハーン(HARNN)」等からは、保湿成分もカバーされた化粧水が販売されています。タイらしい睡蓮のエキスなどが使われていたり、ラインナップも色々。ただ、アバイブーベと比べると価格帯が上がってしまうので、ボディ用として使用するには現実的でないかな、というのが個人的な気持ちです。