バンコク三大寺院の一つである、ワット・アルン。
三島由紀夫の最後の執筆となった長編小説『豊饒の海』。その第三巻目「暁の寺」の舞台としても知られているタイのお寺です。
「暁の寺」部分のあらすじを書こうと思ったけれど、日本から持ってきていないので割愛。
ワット・アルンと関係ないけれど、三島由紀夫の某エッセイ本は最高に面白いですねー。小説のタッチとは空気が違うので、「えっ」ってなります。
「某」ってつけたのは隠しているわけではなくて単にタイトル忘れたので。思い出したらまた...。(➡最後に追記しました)
閑話休題。
「ワット」はお寺、「アルン」は暁という意味。英語表記だと「Temple of Dawn」です。10バーツ硬貨にも描かれている、チャオプラヤー川沿いのお寺でございます。
改修工事終了後のワット・アルン
私がタイに来て以来、いつ通っても囲いで覆われていたワット・アルン。
常に、こんな感じでした⬇
私の在タイ中に完成を見られなかったりして、という懸念もありましたが、2017年8月にようやく完成のお知らせが。
完成というか...工事が終わり始めた、という感じだったでしょうか。直後に行った時は、まだ一部が工事中でした。
賛否両論あり?
改修後にやたらと白くなったとバンコク・ポスト(Cleaner, brighter Temple of Dawn makes some unhappy | Bangkok Post: learning)やトリップアドバイザーなどのレビューで見てはいましたが、改修前を知らないため、あまりこだわりもなく訪れてきました。
そういえば、賛否両論というか、改修して逆に「良くなった!」と絶賛している声はあまり聞かなかったような...。
お寺のゲートにたどり着く間、瞑想のお部屋などもありました。
この時は、着いたそうそう雨が振りそうな雲が出てきたので、今回はスルー。
いい感じの扉も並んでいて、もう少しゆっくり見たかったな。
関羽っぽい像。
そして場内へ。
塔はソコソコ高さがあり、ちょっと怖かったです。
以前のルックスを知らないとはいえ、やっぱり白いのかな。
陶器をはめ込んだ、花の装飾。
ここに来るまでワット・アルンがこういうテイストだと知らなかったので、ちょっとブルガリアとかあっちの飾りを連想しちゃいました。
何の鳥かな。
こういうのがわかると面白さが倍増するんだけど...日本に帰ったら勉強します。
図書館行きたい📖
塔以外の見所は、またの機会に写真メモ。
出口の方向にあった鈴の集まり。
お願い事をするのかな。ワット・アルンで一番好きな風景です。
ワット・アルン - 暁の寺 -
Wat Arun
所在地:34 Arunamarin Rd., Wat Arun, BangkokYai, Bangkok 10600
拝観時間:8時〜18時
拝観料金:50バーツ
服装:露出の高い服装は避ける
ホームページ:ほとんどタイ語→http://www.watarun.org/index.htm
冒頭のお話。
面白かったエッセイ、こちらだった気がするのだけど、表紙が違うような...。