マンゴスチンの皮を利用してお茶作り＠タイ, バンコク

タイに来てから、何かにつけて食べているマンゴスチン。

数年前の２０１５年、その皮を干したという記事を書きました。

sukhumvitdiary.hatenablog.com

のちにPM2.5問題が勃発しますが、２０１５年は特に問題なかったような。

当時の自宅周辺でも、建設ラッシュが始まる前でした。振り返れば、いい時期に干したなーと思います。

お茶にしてみよう！と思ったのは、いろんな石けんをみると、皮が混じっていたから。マンゴスチンにポリフェノールだのなんだのとすごい栄養があるのは調べてわかったのだけど、きっと実ではなくてほとんど皮の方ではないかな（実にあるのは鉄分などのビタミン系だと思われます）。

皮の色がもう、ポリフェノールですもんね。

そもそも漢方が好きなので、不味くてもいいので自然のもので栄養を摂りたい派。で、マンゴスチンの皮でお茶にしよーとトライしてみたというわけです。やたら食べていたので、捨てるのが勿体無かったんですよね。

調べてみると、バリやセブの方は結構皮を利用しているように思いました。

お茶っぽいティーバッグも売られていたり。いいなあ。

日本語でヒットしたのは、こちらです。予算的にはうーん..ですが、あることはあるんですね。 本帰国してマンゴスチンが手に入らなくなった時の非常用にしようかな...。

マンゴスチンの皮の成分

皮の成分をチェックしたところ、やっぱりキサントン（Xanthones）がトップに来ました。

皮には、抗酸化作用、殺菌作用、滋養強壮的な作用などがあるようですが、これらはキサントンによるものらしい。がん予防や腫瘍にも作用があるということでも有名な成分です。

マンゴスチンの皮：お茶の作り方

正しいやり方はわからないので、自己流の作り方をメモします。

1. ある程度皮を小さくカットする。

2. きれいに洗う。

3. 水気を拭き取って、天日に干す。

4. 完全に乾かす。

簡単に言えば、きれいに洗って干して終わり、です。

干す前に、大きめの皮はちぎって小さなかけらにしました。あまり大きいと、中まで均一に乾かないような気がしたので。

よく晴れた日に、２、３日ほど干しました。カビが出ないように、完全に乾かします。

乾燥させるときに便利だったのが、枕を干すために買って来たメッシュの干し網！

同じものではないのですが、こういうタイプ↓

面が広いので、十分に皮を広げて干すことができました。ちょっと色がついたので、結局枕干しには使っていません。もう、マンゴスチン専用。

初めから食品を干すなら、覆われているタイプの方が虫や鳥が来なくていいと思います。これでセミドライトマト作りたい！

皮が完全に乾いた状態がこちら。触ると、かなり硬いです。ギザギザの断面は、イタイほど硬化。

これを、鍋で煮出します。温度がわからなかったので、弱火でコトコト。

2、30分煮たかなあ。時間はかなり適当で、色が出て来てしばらく煮たら火を止めました。

写真を見ると、結構濃いめだったかもしれません。

お茶の味

ホットとアイス、両方飲んでみましたが...どちらも渋かったです。

はちみつ入れればなんとかなるかな？

ストレートで飲めなくはないけれど、決して美味しいと思う味ではなかったです。濃すぎたのかも？いや、薄くても渋そう...。

お茶の表面をよく見ると、微量な粉末があります。気になる方は、煮出した後に濾してから飲んだ方がいいかもしれません。

飲む頻度

サプリだと毎日摂った方がいいのだと思います。お茶もきっと同様なのだろうけど、２０１５年に作って以来、数える程しか飲んでいません。

渋くて美味しくないから、ではなくて、歯に色がつきそうだから！ 

そもそも染料にもなるマンゴスチンの皮。なんだか歯にもしっかり着色しそうで...。

ホワイトニングに行く前とか、限られたシチュエーションで飲んでいます。こう飲む頻度が低いと、効果があるんだかないんだか測定（体感）不能。

で、今考えているのは、この皮を粉末状にして飲むということ。

一気にざっと飲んだ方が、歯への着色は防げる気がするんですよね。

ただ、あまりにも硬いので、ハンドミキサーがやられないかなあということが引っかかっています。

粉末化に成功したら、またメモします。