数あるホーチミンの建築物の中でも、特に楽しみしていたのが「ホーチミン市民劇場(サイゴンオペラハウス)」。
フランス人建築家ウジェーヌ・フェレによりオペラ・ド・サイゴン劇場として1897年に建築され、1956年以降は南ベトナム共和国下院議会の議場として使用された。 1975年以後は再び劇場となり、1995年には改装もされている。
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ドンコイ通りを歩いてロータリーへ向かうと、ひと際華やかな建物が✨
歴史あるホテル「コンチネンタルホテル・サイゴン」もご近所にあり、まさにこのあたりは東洋のプチパリ!劇場前の階段には、カップルや友達同士が腰を下ろしていて、なんとも絵になる風景が広がっていました。
残念ながら、この時内部の照明はついていませんでした。消えたシャンデリアの存在感が、妙に重々しく感じます。
現在は劇場に
この建物は、フランス人の避難所、ベトナムの下院議場など、歴史の中で機能が変遷し、劇場として使用されるようになったのはサイゴン陥落(サイゴン解放)の後だそう。
ベトナム戦争が集結した1975年って、そうそう遠くない過去ですよね。薄暗い劇場の中を眺めつつ、今までどういう人達がどんな気持ちでここを行き来したのかなあ、と何とも言えない気持ちになります。
コンサートやバレエなどが現在も催されているそう。私が訪れた時も、催し物の告知が掲げられていました。
昼間の風景
明るい時間に、お散歩で再訪。夜とはまた違う雰囲気も良かった!
装飾の細かい部分を見たい場合は、明るい時間のほうが良いかもしれません☺︎
これ、おサカナをキャッチする籠かな。
◆ ホーチミン市民劇場(サイゴンオペラハウス)
住所:Lam Son Sq Dong Khoi Area, Ho Chi Minh