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モデルはパリのオルセー美術館!ホーチミンのサイゴン中央郵便局@ ベトナム

ホーチミンの代表的なコロニアル建築物である「サイゴン中央郵便局」。今回の旅で訪れるのを楽しみにしていた建物の一つです。

モデルはパリのオルセー美術館

フランス統治時代に建てられた「サイゴン中央郵便局」は、パリの「オルセー美術館(Musée d'Orsay)」がモデルとされています。今では印象派の絵画が多く展示されているオルセーですが、そもそもは駅(&ホテル)だったんですよね。象徴的なトレイン・シェッド(かまぼこ型の大きな屋根)が、駅だった頃の名残を感じさせます。

設計にはエッフェル塔のギュスタブ・エッフェルの会社が携わったそうで、これはもう見応え十分な建築物!

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駅を感じさせるコロニアル建築

 「サイゴン中央郵便局」の内部に入ると、まず美しいアーチ型の天井に目を奪われます。局内に行き交う観光客が、列車を待つ人たちのようにも思えてくる不思議。

奥の真正面には、「ホー・チ・ミン氏」の肖像画が掲げられています。

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ウッディでレトロな電話ボックスや当時の地図、随所に歴史を感じる風情が散りばめられています。

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シャンデリア、床、壁、そしてシグネチャーな天井や支柱など、ずっと眺めていたくなるような佇まい!

補修工事

1枚目に掲載した写真のように、現在は明るいパステルイエローの外壁。数年前('15)に外観の色が塗り替えられたそうで、元はピンク色だったらしい。この塗り替えに関しては色々と異論もあったようで、あれ、タイでも同じようなことがあったような...。

私は今回が初見だったので、特にこだわりもなく(?)受け入れられました。

一部カウンターでは郵便機能が現役

歴史的価値があるこの建築物ですが、今でも各種の機能は現役で行われていました。

電話ボックスの中には「ATM」マシンが入っていたり、両替所のブースもウッディなテイストに揃えてあったり。そして一部カウンターでは郵便業務も。うーん、誰かに何かを送りたいっ(˃̵ᴗ˂̵)و

実際、局内では切手やハガキなども売られていました。今回はひたすら建物を眺めるだけの滞在となりましたが、再訪したら絶対何か(なんだろ)を送るんだ、決心してこちらを後にしました。

 

所在地

この郵便局があるのは、ホーチミン第1区。住所にもパリの表記がありました。夜間にも見に行ったところ、抑えめの照明がパリを思わせる、独特の雰囲気でした☺︎

住所:2 Công xã Paris, Quận 1, TP. HCM

入場:無料

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