バンコクアートビエンナーレの鑑賞メモ。
楽しみにしていたチャオプラヤー川沿いのエリアに行った時のこと。このあたりはいくつかBABスポットが集結しているので、お散歩しながらアート鑑賞がしやすいルートです。
O.P. Place
「O.P. PLACE」は、歴史を感じるショッピングセンター。
エレベーターとシャンデリアが特に素敵なので、レトロな建築物が好きな方におすすめ⭐︎
訪問記:O.P. PLACE!時代を感じるチャオプラヤー川エリアのショッピングセンター
住所:30/1 Soi Charoen Krung 38, Charoen Krung, Bangrak, Bangkok 10500
数々の作品群
O.P.PLACEには、かなり多くの作品が展示されていました。気になったものを、写真メモ。
EISA JOCSON/フィリピン
振付師でもあり、自らもコンテンポラリーダンサーのEISA JOCSON氏の作品たち。パフォーマンスやドローイングなど、出展スタイルは様々です。ディズニーのプリンセスである「白雪姫」を通じて、香港におけるフィリピン人労働者の現状を表現しているとのこと。
Becoming White 2018
階段の上にも作品がありますが、キッズは見ないほうがいいような気がする...。
LATTHAPON KORKIATARKUL/タイ
タイ・バンコクのアーティストの作品。砂時計かな、と思ったのだけど、作品情報を見ると「Bank Notes(紙幣)」と書いてありました。
「Quality」と題された一連の作品は、経済的に価値があるものとプライスレスなものを対比しているらしい。
“---economically valuable and invaluable objects”
二つの概念を、文章ではなく作品で視覚的に表現するって、すごいな。
Quality 2018
LATTHAPON KORKIATARKUL/タイ
25.5 × 19.0 × 4.0 cm(24作品全て)
ART LABOR/ベトナム
「ART LABOR」は、ホーチミンベースのアーティスト3人で構成されています。
Jrai Dew : a radicle room 2018
‘Jrai’は、ベトナム山岳地方の民族。ポップに見える作品群は、生と死をテーマにした哲学的な比喩だそう。
Jrai Dew : a radicle room 2018
ART LABOR/ベトナム
制作形態:いろいろ
その他、「O.P. PLACE」には多数のアーティトの作品が集まっています。
・MOELYONO/インドネシア
・JOSCHA STEFFENS/ドイツ
・SAMAK KOSEM/タイ
・HO TZU NYEN/シンガポール
・YUKI KIHARA/ニュージーランド:映像作品。目を離せなくなるような、不思議な一連の動きが印象的でした。